【中古せどり】損益分岐点の考え方

たくさんあるブログの中から即売れ【中古せどり】のブログを
見ていただきありがとうございます。

今回は【中古せどり】に限らず知っておいていただきたい
せどりの仕入れ時の損益分岐点についてです。

実際の仕入れ例を参考に書いていきます!

損益分岐点とは

損益分岐点と聞くと難しく思えるかもしれませんが
せどりの仕入れにあてはめてご説明させていただきます。



仕入れの為に1万円使ったとしたら
その1万円を回収できた時が損益分岐点となります。

例えば、
5,000円仕入れで10,000円売価の商品を2個仕入れたら
仕入れ合計金額は 10,000円です。



2個あるうち1個目が売れた時点で
売上は10,000円です。
(販売手数料は省略しています)



すると1個売れただけで仕入れに使った
10,000円は回収したことになります。



この時点が損益分岐点となります。
仕入れに使った資金を回収できているので
2個目を売った売上は全て利益となります。
(正確には経費を差し引きますが省略します)



いわゆるトントンと呼ばれる
赤字でも黒字でもない点のこととなります。

損益分岐の考えが必要な時

一つ一つの商品をリサーチして利幅が取れたり需要と供給など
ご自身の定める基準を満たしていれば仕入れると思います。



またはクレジットカード仕入れの方は
ちゃんと支払日までに売り抜いて入金が間に合うかなども見ます。



通常はそれで良いのですが1つの商品が複数個あって
何個仕入れようか迷うことはありませんか?



新品せどりと言われる手法だと頻繁にその場面はありますが
中古せどりでもそういった場面は実際にあります。

例えば少し前の写真になりますが
この写真の商品ですが1つ540円で売られていました。
(増税前の仕入れ写真です)


型番は「I-O DATA の地デジチューナー HVT-TLSD」です。
リモコン付きでB-CASカードも付属している状態でした。

同じ型番の商品がこれだけ大量に売られていました。
僕は12個売り場にあったので全て仕入れてました!


仕入れ値が高く無いとはいえ全て購入すると
仕入れた時の税率で計算しても6,480円必要です。



そこそこの出費です!
何個仕入れて良いかの判断を必ず行うべきと考えます。

リスクが消えるポイント

損益分岐点と難しい言葉ではありますが
僕は人に教える時は「リスクが消えるポイント」
と言い換えて分かりやすく説明しています。



今回の商品はAmazonで販売する前提で
ご説明させていただきます。

1つ540円で仕入れている商品を今回は
売価を2,980円で売り抜けると考えていきます。

1つあたりの利益は1,763円となります。
(FBAシミュレーター使用)
今回はFBA倉庫への納品送料などの手数料は省略しています。


1つの利益は 1,763円
これを4つ売り抜いたら 7,052円が入金されます。

12個仕入れていて仕入れ総額が6,480円でしたよね。

6,480(仕入れ総額) ー 7,052円(4つ販売)

4つ売り抜いた時点で仕入れ資金は回収!
それどころかすでに利益が出始めていますよね(^^)



4つ売り抜くまでに2週間程の予想だとしたら
仕入れから1カ月以内にリスクの消えるポイントをクリアし
クレジットの支払いも困らないですしそのあとは
売るたびに全て利益となります!

まとめ

中古せどりを店舗仕入れで取り組んでいると
頻繁ではなくても同一型番の利益商品が複数個ある時はあります。



その場面に遭遇した際に「利益出るから全部!」と
何も考えずに仕入れてしまうと仕入れ資金回収に
想像以上の期間が必要だったり、

クレジットカード仕入れだと
リスクが消えるポイントを
クリアするまでに引き落とし日がきてしまい
ご自身で支払い額を用意するなんてことになりかねません。



そんな状態にならないように
仕入れ時に損益分岐点と回収までの期間を
意識し予想して仕入れるようにしていただけたらと思います。



せどりの仕入れは計画的に。



それではまた!




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